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モンゴルマンの雑記

モンゴルマンの日記&小説

La ORcasta!!!⑬

La ORcasta!!!

石崎「なあ!!お前ら飯食いに行こうぜ!!」
リ・ハンネ「芽河?(どこへ?)」
リ・バンクン「芽成兆仗刃來!!(それにしても俺にそっくりだ!!)」
石崎「なんかよ!!俺に似すぎてて嬉しいんだよ!!へへ!!」
石崎「メオン!!飯食いに行こうぜ!!」
メオン「チャイニーズは顔の見分けが付かないんだよ!!」
石崎「俺ジャパニーズ!!」
リ・ハンネ「仄乞合汨啦?(月と地球の見分けも付かねえのかよ!!)」
リ・バンクン「旨划(ひでえ…)」

石崎「そうそう!俺言葉は解らねえけどお前達が喜びそうなニュースを聞かせてやるよ!!」
石崎「俺ブラジル語は出来るからよ!!」
メオン「ポルトガル語な!!」
リ・ハンネ「芽江芽昇者旨及尿液!(ちょっと古典的な日本語行ってみるか。)」
リ・バンクン「ワタシ石崎悪い奴思わないアル。」
石崎「普通に喋って良いぜ?俺中国に住んだ事はねえけどよ!!俺が言葉覚えれば良いだけだ!!」

リ・ハンネ「ポルトガル語で喋るよ。悪かった石崎了。」
リ・バンクン「俺らは言語堪能だから何語で話しても問題無い。」
石崎「うーん。ブラジルのポルトガル語とは少し違うけど直ぐに慣れらあ。」
メオン「通訳するか?」
石崎「良いよ!!ハートが伝われば!!」

リ・ハンネ「…(リ・バンクン。俺らの考えた戦術を素直に話してみないか?)」
リ・バンクン「…(技術も何もかも石崎了の方が上だと思う。俺達が吹っ掛け過ぎたな。)」
石崎「俺FWは初めてなんだ。足ひっぱたら申し訳ない。」
リ・ハンネ「日本人は直ぐに謝る癖無くした方が良いと思うぜ。」
リ・バンクン「俺達は空中戦が得意だ。ところがアシストフォローイング出来る人間がウチのチームには居ない。」
メオン「それだな。」
石崎「ワリい。なんて言ったんだ?言葉が違い過ぎて解からねえ。」
メオン「空中戦は任せろとは言ってるがアシストしてくれる人間が居ないって言ってる。」
リ・バンクン「だから謝るなって言ってるんだ。言葉さえ話せれば司令塔やっても良かったとも思う。俺は大真面目だ。」
リ・バンクン「メオン。だからメオンに最大限の信頼を寄せているんだ。俺達華人はサッカーの歴史は浅いが何よりデータを最も重要視する。」
リ・ハンネ「だから空中戦に持ち込むために策をくれ。これは小等からサッカーをやってる石崎了しか判らない。それとクラウディア・メオン。アンタしか居ない。」
メオン「…石崎が放ったフォーザッパを捻じ込むと云うのは安易か?」
リ・バンクン「アトラスのキーパーのレナート・ヨーダは脆いかも知れない。」
リ・ハンネ「だけどDFのガルバンが居る。簡単に牙城は崩せない訳だ。」
リ・ハンネ「ところがな。俺達が最も得意とする空中サッカーはこぼれ球になったら拾えないんだ。」
メオン「石崎。捻じ込めと言ってるぞ。」
リ・ハンネ「おいおい。」
リ・バンクン「石崎了がどう解釈するかだな。」
石崎「あん?俺は最大限の仕事をさせて貰うぜ!!」
リ・ハンネ「メオン。本当にブラジル圏のポルトガル語しか解らないんだろ?」
リ・バンクン「言葉さえ通じれば良いんだが。」
石崎「リ・ハンネ。リ・バンクン。二人が言いたいことはこうか?」

石崎「『俺達が空中サッカーをするからこぼれ球を捻じ込め』って事だろ?」

メオン「何故解かる?本当に言葉は解らないんだろ?」
石崎「ああ。わからねえ。但しDVDは観たよ。得意な戦法を調べなきゃ俺は取り残されちまう。」
リ・ハンネ「俺達のDVD?有る訳無いだろ?何処で……まさか…!!?」
リ・バンクン「こいつ本当に日本人か?」

石崎「観に行ったことあるんだよ。試合。」

メオン「!」

リ・ハンネ「メオン!何て言ったんだ?」
リ・バンクン「俺達の試合なんてDVDになんかなる筈がない!!」

メオン「ヒセーキ?」
石崎「あっはっはっは!!!そうと言っとけ!!」

リ・ハンネ「本当に石崎了が司令塔ならどんなに良かった事だろうってな思うんだよ。」
リ・バンクン「何もかも上手いが下手くそでもある。」
メオン「サンパウロFCにはツバサだけじゃないって事も知った訳だ。」
リ・ハンネ「もっと前だ。」
リ・バンクン「ところで石崎了は?」

石崎「おばちゃん!リフティング教えるから何かおまけしてよ!!」

リ・バンクン「アトラスFCとのゲーム、楽しみだ!」